
海外駐在から日本に本帰国したばかりだけど、NISAはどうしたらいいのかな?NISAも新しくなったって聞くけど、まだ違いが分かってない・・・

新NISAが2024年からはじまりましたが、実際にどう変わったか、わかりにくいですよね。
でも、安心してください!
新NISAの内容をふまえ、おすすめの資産運用の方法を紹介させていただきますね。
2024年1月から新NISAがはじまりました。
様々な変更点がありますが、まず注意してほしいのが、旧NISAでも新NISAでも、海外駐在員の方が使えないのは変わらないこと。
これは、NISAの特性上、今後も変わることはないです。
ただ、新しいNISAでは、日本へ本帰国した海外駐在員の方にとって、メリットが大きくなるように制度が改善されました!
この変更により、「海外赴任でNISAが使えなくなり、資産形成上、大きなマイナスになってしまう」という悲しい事態はなくなります。
この記事では、新NISAの特徴を踏まえて、海外駐在員だった方へのおすすめ投資方法を紹介しますね。
結論を先に言えば、
- 日本帰国後は、すぐに駐在員が「楽天証券」を、駐在妻(夫)が「SBI証券」を開く
- 「楽天プレミアムカード
」と「三井住友カード ゴールド(NL)」を作る
- 駐在員はeMAXIS Slimの「米国株(S&P 500)」を、駐在妻(夫)は「オルカン」を買う
- 給料を使って、毎月5万円でクレジットカード投信積み立ての設定をする
- 余剰資金(生活費6ヶ月分だけを銀行に預けておき、それ以外は余剰資金)をすべてNISAに使う
- なお、余剰資金とは、日本の銀行口座の預金と、駐在先の現地通貨を全額「Wise」で日本の銀行口座に移したものをあわせたもの
- 毎月の積み立て設定をしたら、あとは30年ほったらかす
です。

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これだけだとわかりづらいですよね。
以下で、詳しく説明させていただきますね。
- 海外駐在員が新NISAによって受けるメリット
- もっともお得な投資方法とおすすめ証券会社・クレジットカード・銘柄
この記事にはアフィリエイト・PRが含まれています。そう聞くとちょっと怪しいと思う方もいると思います。そのため、アフィリエイト・PRに関する、私の正直な思いをこちらに書いていますので、読んでいただけると嬉しいです。
海外駐在から帰国後、すぐに新NISAをはじめよう!
そもそもNISAって何?
NISAは「少額投資非課税制度」という意味です。
と言われても、全然ピンとこないですよね。
なので、どういう制度なのか、私なりに簡単にまとめると、
日本政府「少子高齢化がどんどん進んでるから、今の年金・保険制度では、現在働いている人が定年退職する頃に、政府は十分な年金を払ってあげられないんだよね、ごめんね。
なので、今もっているお金を自分で「資産運用」して、各自で老後に備えてね。
ただ、定年の頃には今よりさらに物価が上がってるから、「銀行」にお金をただ預けてるだけだと、結局はお金という資産の価値の下がってしまって、みんなの生活が苦しくなっちゃうんだよね。
だから、物価が上がるのにあわせて、資産の価値も上がるような、「資産運用」をする必要があるんだ。
その「資産運用」というのが、「投資信託」を毎月ちょっとずつ買っていく方法。
「投資信託」というのは、簡単に言えば、たくさんの株を集めたバラエティセットのことで、1つのセットで500社以上の株が入っているから、仮に1つの会社に何かあっても、影響が少なくなるよ。
「投資信託」はたくさんの種類があるんだけど、NISAでは、世界で評判が高く、みんなが定年の頃に確実に資産価値は上がるものだけを、政府が厳選しておいたから、安心だよ。
政府がみんなの老後をちゃんと面倒みてあげられない代わりに、資産運用で儲かった利益から税金はとらないから、許してね。」
といった制度です。
「え、それ無責任すぎない!?」という怒りは当然、理解出来ますが、ここでは本論ではないので、おいておきますね。
単純に、納税という観点からみれば、NISAは投資で儲かった利益に税金がかからないので、とてもお得な制度なんです。
政府は、普通、少しでも多くの税金をとろうとしますよね。
たとえば、株などで儲かったら、その利益の20%ぐらいが税金としてとられます。
ただ、年金制度に失敗した後ろめたさがあるので、NISAでは税金を免除してくれるんですね。
なので、現状の年金制度への怒りはともかく、NISAという制度自体は、やらないと絶対に損をしてしまうものなんです。
NISAが使えない海外駐在員は資産形成に遅れが出ていた
しかし、以前のNISAには大きな問題がありました。
それが、海外駐在員の方のような日本非居住者は、NISAを使えなかったこと。
海外駐在に行っている方なら、日本出国前に、すべてのNISA口座を解約しましたよね。
「せっかく、運用益が出てきたのに・・・」とみなさん思っていたと思います。つらいですよね・・・。
日本に戻ってきても、以前のつみたてNISAだと年間投資上限がたった40万円でしたので、NISAに使えるお金があまりに少なく、利益が全然増えませんでした。
なので、預金口座のお金が無駄に増えていくばかりでしたね。
つまり、海外駐在の3〜6年の間、資産形成に遅れが出てしまったのです。
かと言って、あせって高配当株やFX、暗号資産を買ってしまおうものなら、もう完全に負の連鎖に入ってしまいます。
海外駐在時の資産形成の遅れを取り戻すべく、とにかく早く利益を上げようとして、よくわからない「投資家」からすすめられた、ハイリターン(そして、当然ハイリスク)の金融商品を買い、資産を溶かしてしまうのは、悲しいのですが、海外駐在員あるあるですね・・・。涙
2024年からはじまる新NISAは、駐在員の方に大きなメリット!
そのように、海外駐在員にとって、悩みの種であったNISAですが、2024年からはじまる新NISAで大幅に改善されることになるんです!
これは本当に、海外駐在員にとって朗報でした。ありがとう、金融庁!
まずは、新旧NISAの比較表をみてみましょう。
2023年までの旧NISA
(どちらか一方のみ)
つみたて NISA | 一般 NISA | |
非課税期間 | 最長20年 | 最長5年 |
年間投資上限 | 40万円 | 120万円 |
非課税限度額 | 800万円 | 600万円 |
投資対象 | 投資信託 | 上場株式など |
2024年からの新NISA
(併用可能)
新NISA つみたて枠 | 新NISA 成長投資枠 | |
非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
年間投資上限 | 120万円 | 240万円 |
非課税限度額 | 1800万円* | (1200万円)* |
投資対象 | 投資信託 | 上場株式など |
*は2つを合わせて1800万円。うち成長投資枠の限度が1200万
これを見比べると、色々と変更がありますね。
ただ、ポイントを一言でまとめるなら、
1年間の投資上限が、最大360万円にまで大幅にアップしたこと
です。(本当にありがとう、金融庁・・・)
これまでのつみたてNISAは、年間に40万円までしか、積み立てることができませんでした。
これでは元本が小さすぎるので、いくら長期で積み立てたとしても、利益がかなり少ないです。
しかし、新NISAになって、これが一気に年間360万円にアップしました。
もちろん、1年で360万円も投資で使える人は、よっぽどのお金持ちでなければ無理です。
日本帰国後すぐに、まとまったお金での資産運用がはじめられる
しかし、駐在員の方は、海外に行く前にNISAを解約しているので、日本の銀行口座にはまとまったお金があるはずです。
さらに、現地で貯めた外貨もありますよね。
そのお金をまとめれば、360万円は超えるのではないでしょうか。
そこから防衛資金(生活に必要な3〜6ヶ月分のお金)だけを残して、帰国初年度から新NISAでの投資信託の購入費用として、まとまったお金を使うことができるのです。
投資の基本原則とは、「長期・積立・分散」ですよね。
そして、長期にわたる投資は、元本が大きいほど、利益も大きくなりますよね。
なので、海外駐在から日本に帰ってきたら、最初の1〜2年間で、可能な限り上限の360万円に近い額の投資信託を預金から買い、あとは毎月の給料から少しずつ積み立てていけば、海外赴任期間の資産形成の遅れを問題なく取り戻すことができるんです。
駐在時に貯まった外貨はすぐに日本円に戻す
資産運用を進めていく時に、1つだけ注意していただきたいことがあります。
それが、駐在時に貯めた外貨も、NISAに回していくこと。
まとまった現地通貨を手元に残されている方もいますが、使わない多額の現地通貨をもっておくのは、正直、もったいないです。
海外送金サービス「Wise」を使って、日本の銀行へと送り、そのお金を新NISAの元本として使った方が、両替手数料を考慮しても、圧倒的にお得ですよ。
Wiseの海外送金手数料は、ダントツで業界最安の0.6%でしたね。
その手数料なら、1年運用するだけで、簡単に取り戻せますよね。
なお、海外駐在からの帰国時に、現地通貨をどうするかについては、こちらで詳しく説明したので、チェックしてみてくださいね(ドイツが事例ですが、すべての国に共通することを書いてますよ)。
もちろん、昨今の海外の物価高や、円安を踏まえると、外貨をもっておきたい気持ちは非常によく理解出来ます。
ただ、外貨預金は元本割れの可能性も高く、為替変動に大きく左右されるので、あまりにもリスクが大きすぎます。
長期的にみると、やはり、リスクの分散が可能な、投資信託を買っていた方が安心です。
新NISAでの資産運用におすすめの証券会社
今でもNISAで人気なのは「楽天証券」「SBI証券」の2強
駐在員の方は、赴任前に日本のNISA口座の投資信託はすべて解約しているので、日本への本帰国後、また新しく証券口座をつくる必要がありますね。
みなさんが日本を出国する頃(3〜6年前)、日本でもっともお得な証券口座は「楽天証券」と「SBI証券」でした。
そして今も、その2つが業界最大手の2つであることは変わっていません。
正直、楽天証券とSBI証券は、他の証券会社と比べると大きな差がありますが、この2社の間には大きな差はないです。
今、一番お得なNISAのやり方はクレジットカードで積み立て
一方、今、NISAをやる上で、もっともお得になる方法が数年前から変わっています。
今、一番お得なNISAのやり方は、クレジットカードを使って、投資信託を積み立てで購入することです。
毎月の上限は5万円までですが、特定のクレカを使えば、その1%がポイントとして考えれます。
毎月5万円積み立てると、1ヶ月500円分のポイントが貯まり、1年で6000円分ものポイントが貯まってお得ですね!
なので、ご夫婦でそれぞれ5万円ずつ、NISAで積み立てていくのがおすすめです。
以下、簡単にそれぞれの証券会社のお得な使い方を説明させていただきますね。
楽天証券とおすすめクレジットカード
楽天関連サービスをよく使う方は、今回も楽天証券を使えば大丈夫。
投資信託を積み立てするとき、銀行口座からの支払いではなく、楽天のクレジットカードを使っての支払いが一番お得になります。
たとえば、以下のカードを使えば、「楽天ポイント」が還元されます。
「楽天カード」(年会費永年無料) → ポイント還元0.5%
「楽天プレミアムカード」(年会費1万1000円) → ポイント還元1.0% おすすめ!
もちろん、貯まったポイントは、手続き不要で「楽天ポイント」として、日々のショッピングで使えるので、無駄なくポイントを使えますね。
私の以前の記事では、駐在員の方には、空港ラウンジが使える「楽天プレミアムカード」をおすすめしていましたね。
なので、もしこのクレカを既につくっているなら、そのまま楽天証券を開いて投資するのが、一番お得です。
楽天プレミアムカードは年会費1万1000円とお高めですが、駐在員の方は、今後も飛行機には乗ることは多いので、空港ラウンジを使えるという特典は大きいですね。
その特典に加えて、クレジットカードでの投資で、さらに還元率1%でポイントが貯まるので、このカードをさらにお得に使っていることになりますね。
もはや、楽天が、海外駐在員の方のためだけに作ってくれたカードかと思うほどです。
SBI証券とおすすめクレジットカード
普段、あまり楽天のサービスを使っていない方は、今なら絶対にSBI証券の方がおすすめ。

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SBI証券を使う場合でも、特定のクレジットカードを使って投資信託を積み立てると、ポイントが還元されてお得。
具体的には以下の通りです。
「三井住友カード(NL)」(年会費永年無料) → ポイント還元0.5%
「三井住友カード ゴールド(NL)」(年会費5500円) → ポイント還元1.0% おすすめ!
やはり、クレジット投信積み立てにおすすめなのが、1.0%ポイントのVポイントが還元される「三井住友カード ゴールド(NL)」(年会費5500円)。
ちょうど今は、期間限定で、信じられないほどお得なキャンペーンをやっています。
それは、1年目に100万円を使うだけで、その翌年以降ずっと年会費が無料(永年無料)というもの。
帰国直後は、まとまった現金があると思いますので、投資信託で100万円というのは、すぐに条件を達成できますね。
本当に、これはとんでもなくお得なキャンペーンです。
悩む必要がないくらい、絶対にやるべきキャンペーンです。
なぜ、こんなすごいキャンペーンをやっているかと言うと、答えは簡単で、SBI証券の最大ライバルである楽天証券に、一気に攻勢をかけようとしているから。
ご存じのように、近年、楽天はモバイル事業で大きな赤字を出し続けており、この数ヶ月でも、楽天関連サービス(市場、カード、証券など)の特典縮小が次々と発表されています。
三井住友カード・SBI証券としては、このチャンスに楽天のお客さんを一気に取ってしまおうとしているんですね。
正直なところ、今だと、楽天証券よりSBI証券の方が勢いがあり、お得です。
なので、もし今からNISAをはじめる方で、楽天経済圏でないなら、SBI証券を開設しておく方がおすすめ。
(もちろん、これは今に限った話しなので、2〜3年後にはまた状況が変わっていると思いますが)
ただ、1つだけ気をつけないといけないのが、Vポイントが1%還元されるとは言っても、楽天ポイントに比べると使いづらいポイントなので、ポイントの交換し忘れなどには注意しましょうね。
おすすめの銘柄と運用方法
買うのはもちろん、eMAXIS Slimのオルカンか米国株(S&P 500)だけ
もちろん、購入する投資信託は、以前に日本にいたときと同じように、eMAXIS Slimの「オルカン」か「米国株(S&P 500)」のどちらか1つを100%買っておけば安心ですね。
念のため説明すると、それぞれ、
- オルカン → eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 米国株(S&P 500) → eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
という金融商品を指します。
その時にもっとも価値の高い株(Apple、Microsoft、Google、Amazonなど)によって主に構成され、構成銘柄も常に更新されているので、株価の変動にリンクする形で、安定的に価値を上昇させている金融商品です。
もちろん、同じように安定的に成長している商品は他にもありますが、手数料(信託報酬と呼びます)の低さを考えると、この2つが一番です。
私が繰り返すまでもないですが、この2つを積み立てで買っておけば、長期的には絶対にお金が増えているというのは、すべての投資家の共通認識ですね。
実際、日本でもっとも購入されている投資信託は、この2つです。
もちろん、楽天証券でもSBI証券でも買えます。
なので、この2つ以外買う必要は、本当にまったくないです。
ご自身の老後資金という、もっとも重要な資産を危険にさらしてまで、ハイリターン(・ハイリスク)を得たいというギャンブラーな方は、もちろん、新興国でもインド株でも、買われても大丈夫ですが・・・。
オルカンと米国株(S&P 500)、どっちを買うべき?
オルカンか米国株(S&P 500)のどちらを買うかについても、本当に、どちらでもいいです。
あえて基準をあげるなら、もし30年後もアメリカが世界の経済のリーダーであると予想するなら、「米国株(S&P 500)」だけを100%買い、他の国がもっと成長していると予想するなら、「オルカン」を100%買っておきましょう。
あるいは、駐在員の方が「米国株(S&P 500)」だけを100%買い、駐在妻(夫)の方が「オルカン」を100%買うと言ったやり方もおすすめです。
つみたて枠、成長投資枠は気にしなくてOK
新NISAには、「つみたて枠」と「成長投資枠」という2つの枠があり、どちらも同時に買うことができます。
「つみたて枠」で買える商品はより安定して成長しているものなのに対し、「成長投資枠」で買える商品は、それに比べると、リスクとリターンが高く、買える商品の品揃えも豊富。
なので、投資が趣味のような人(必ずしも、儲かっているわけではないので注意)は、「成長投資枠」で色々な「高配当」(高リスク)銘柄を見つけてきて、投資していくことになるでしょう。
ただ、私のような一般の人は、枠の違いはまったく気にする必要はありません。
単に、eMAXIS Slimの「オルカン」か「米国株(S&P 500)」を買っていけば大丈夫です。
まずは、「つみたて枠」から埋めていき、その上限が来たら、「成長投資枠」で買っていくだけでOK。
NISA再開はとにかく早めにはじめて、あとは「ほったらかし」
いずれにせよ、今でも「SBI証券」か「楽天証券」で、NISAの口座を運用していくがベストなので、帰国直後で忙しいかもですが、早めに積み立ての設定をして、あとは放置しておきましょう。
どちらかにするか悩み、投資の開始時期が遅れれば遅れるほど、資産運用上は損をすることになります。
投資は一日でも早くはじめる方が、絶対にお得でしたよね。
そして、NISA用の証券口座を開き、eMAXIS Slimの「オルカン」か「米国株(S&P 500)」を毎月、クレジットカードで積み立てるように設定をしたら、あとは投資したことを忘れて、「ほったらかし」ましょう。
投資の世界で言われる有名な話ですが、投資で一番儲かった人とは、
- 亡くなった人
- 投資したのを忘れていた人
と言われています。
つまり、株を売ったり買ったりせずに、「ほったらかし」にしておけば、株というのは全体的・長期的にみると安定して利益を生み出します。
ちなみに、英語で「ほったらかし投資」は、‘Set It and Forget It’ Investmentと呼ばれており、もっとも有名な投資法として知られています。
株や投資に詳しくないと、値段が急に下がると、ついつい「これ以上、損は出せない!」と思って売ってしまいます。
(実際、私も最初はそのように考えて、大急ぎで売り、損をしたことがあります)
しかし、あのリーマンショックで株価が急落したときでさえ、4年で回復し、以降、コロナショックなどもありましたが、中長期的にみれば、株価というのは安定して上昇しています。
そして、また株価が上がってきたときに、「やっぱり投資しなくちゃ!」と思うので、結局、株価が一番安いときに株を売り、高いときに買っていることになり、大損してしまいます。
NISAというのは、私たちの老後のためのものでしたよね。
短期的な利益を得るためのものではなく、長期的な利益を得るためのもの。
なので、この数年で株価が急激に下がったとしても、まったく気にする必要はないです。
株価が上がろうと下がろうと、普段通り、残り30年、ちょっとずつ買っていけば大丈夫。
そして、そうすれば必ず、30年後には今よりお金が増えています。
まとめ:帰国後すぐにSBI証券か楽天証券でNISAをはじめる
いかがでしたか?
今回の記事では、新NISAが海外駐在員の方に、とてもメリットが大きい制度になっていることを説明させていただきました。
新NISAでの資産運用は、とにかく1日でもはやく、はじめるのが大事。
色々なブログで、お得な証券会社や投資信託の種類を調べて、実際にNISAを再開するのが遅くなればなるほど、損失が大きくなります。
なので、今回の記事を参考に、まずは証券会社でNISAの口座を開き、クレジットカードを発行し、クレジットカードでの投資信託積み立てをはじめてみてくださいね。

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最後に、今回の記事の内容をまとめておきますね。
- 2024年からはじまる新NISAは、海外駐在員にメリットが大きくなるように改善!
- 海外赴任中、NISAが使えないのは、新NISAでも変わりません
- 1年間の投資上限が360万円と大幅アップ → 駐在時の資産形成の遅れをすぐに取り戻せることが可能に
- 利益に対し税金がとられないNISAは、使わないと大損
- 新NISAのための元本は、日本円と、海外で貯めた外貨
- 日本円:海外赴任前に解約していたNISA口座のお金や銀行の貯金
- 外貨:海外で貯めた外貨をすべて、「Wise」で日本の銀行に送金し、日本円に換える
- 日本への本帰国後 → すぐに「楽天証券」か「SBI証券」を開き、NISAを再開
- 楽天関連サービスをよく使う人→ 楽天証券 → 「楽天プレミアムカード」がお得
- 投資によるポイント還元だけでなく、空港ラウンジも使えるので非常にお得
- 楽天関連サービスを使わない人→ SBI証券 → 「三井住友カード ゴールド(NL)」がお得
- とくに今は、永年無料になるキャンペーン中なので超おすすめ
- 夫婦で、楽天証券とSBI証券をそれぞれ使うのが、リスク分散になるのでおすすめ
- 楽天関連サービスをよく使う人→ 楽天証券 → 「楽天プレミアムカード」がお得
- 購入する銘柄 → 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」か「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だけでOK
- 長期的にみて、もっとも安定的に成長している商品で、業界最安の手数料
- 帰国1〜2年目は、余っている預金を、出来るだけ上限の360万円まで投資に使う
- 防衛資金(生活費3〜6ヶ月分)以外を投資に回したら、あとは毎月少しずつ投資していく
- クレジットカード積み立て(例:毎月5万円)の設定をしたら、あとは「ほったらかし」
- 日本帰国後は、少しでもはやくNISAを再開し、海外駐在で止まっていた資産形成の遅れを取り戻そう