
今度、ドイツに行くけど、こんなに長い時間の飛行機に乗るのは初めてだから不安・・・。フライトを楽にするために、何かできることはあるかな?

初めての長時間フライトって、とても不安ですよね。私も最初はそうでした。
でも、安心してください!事前にしっかり準備をすれば、長時間フライトも快適になりますよ。
日本からドイツへのフライトは、直行便でも12時間以上、乗り継ぎだと丸一日はかかってしまうので、本当に体力が奪われます。
ドイツに到着して1〜2日は、何もやる気がおきなくなるほど。
こんなに長いフライトは今まで経験したことないから、不安に感じている方も多いと思います。
そこで、今回の記事では、飛行機にこれまで200回以上乗った経験から、これからドイツに行かれる方にむけて、ドイツの長時間フライトを少しでも快適にするアイテムを紹介させていただきます。
他のサイトではあまり取り上げられていない旅行便利グッズ、あるいは、よく取り上げられるけど、実際に使ってみてイマイチだったものも紹介しています。
個人的なおすすめ度も書いておきますので、参考にしてみてくださいね。
なお、最後に既にドイツにおられる方のために、ドイツAmazonでの近いアイテムも紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
- 長時間フライトの経験が少なく、不安に思っている方
- 今までに長時間フライトで辛い経験しかなかった方
- 色々な旅行便利グッズを試してみたけど、あまり良いものが見つからなかった方
この記事にはアフィリエイト・PRが含まれています。そう聞くとちょっと怪しいと思う方もいると思います。そのため、アフィリエイト・PRに関する、私の正直な思いをこちらに書いていますので、読んでいただけると嬉しいです。
- おすすめ度:★★★★★ 水(水筒・魔法瓶)
- おすすめ度:★★★★★ ネックピロー
- おすすめ度:★★★★★ 寒さ対策の服・ブランケット
- おすすめ度:★★★★★ ストリーミングサービス
- おすすめ度:★★★★★ 乾燥対策グッズ
- おすすめ度:★★★★☆ ノイズキャンセリング機能付イヤフォン・ヘッドフォン
- おすすめ度:★★★★☆ 着圧ソックス
- おすすめ度:★★★★☆ パウダーシート
- おすすめ度:★★★★☆ 機内持ち込み用バッグ・ポーチ
- おすすめ度:★★★★☆ スマホスタンド
- おすすめ度:★★★★☆ 充電器・充電ケーブル・モバイルバッテリー
- おすすめ度:★★★☆☆ 歯磨きセット
- おすすめ度:★★★☆☆ アイマスク
- おすすめ度:★★★☆☆ 耳栓
- おすすめ度:★★★☆☆ スリッパ
- おすすめ度:★★★☆☆ ワイヤレスイヤフォン用Bluetoothトランスミッター
- おすすめ度:★★★☆☆ フットレスト
- フライトを快適にするためにできること
- ドイツ版Amazonの類似商品紹介
- まとめ
おすすめ度:★★★★★ 水(水筒・魔法瓶)
いきなり、思っていた便利グッズと違うと言われてしまいそうですが、大まじめです。笑
意外に見落とされがちなのですが、フライトでしっかり水分をとることは、快適なフライトのためにはとっても大事。
まず、水は乾燥対策に重要です。
飛行機の中って、本当に乾燥するので、肌荒れが気になりますよね。
このあと乾燥対策グッズも紹介しますが、まずは身体の中にしっかりと水分を行き渡らせることが大切なんです。
また、水分をとっていないと、乾燥で喉が痛くなったり、脱水症状気味になり、エコノミー症候群を誘発する可能性もあるので、やはり水分補給は大事。
でも、飛行機の中で出される水って、かなり少ないんですよね。
フライト中に提供される水は500mlもいかないと思います。
また、機内ではアルコールが無料ということもあり、多くの方がお酒を飲まれますが、お酒を飲むとトイレが多くなり、その分、脱水症状気味になります。
中には、トイレに行くことになるからという理由で、事前にあまり水を飲まない方も。
水を控えることは本当に危険なので気をつけましょうね。
対策としては、セキュリティチェック・出国審査を通過し、制限区域に入ったら、そのエリアのコンビニ・自販機で水のボトルを買うこと。
制限区域で買った飲み物なら、機内に持ち込んで問題ありません。
日本だと、500mlの水でも150円程度ですよね。
一方、ドイツなど外国の制限区域では、ペットボトルの水が500円以上することも。
ただ、制限区域に給水器があることがほとんどなので、空のペットボトルや魔法瓶を持ち込み、それに水を入れましょう。
給水器の水はもちろん安全な飲料水です。
(ヨーロッパの水は硬水なので、普段の味とは違って違和感を感じるかもしれませんが、健康上まったく問題ありませんよ!)
また、フライト中では、キャビンアテンダントさんにお願いすれば、自分の水筒や魔法瓶に、水やお湯を入れてもらえます。
ただ、重い水筒や魔法瓶だと、機内持ち込みも大変なので、軽量のものがおすすめ。
たとえば、Healthywishの水筒はデザインもかわいく、外側に目盛りがついているので、1日に必要な水分量をとるときに、良い目安となっておすすめ。
こちらのタイガー魔法瓶「MMZ-K050」は、お手頃で、軽量で、保温性も高く、洗いやすく、デザインもスタイリッシュでおすすめ。
Amazonでも人気ナンバーワンです。
おすすめ度:★★★★★ ネックピロー
フライトと言えばネックピローは定番ですよね。
私のおすすめすは、よくある柔らかいネックピローではなく、硬めのネックピロー。
私はこれまで10個以上ネックピローを試してきました。
最初の頃によく使っていたのは、無印良品のビーズのネックピロー。
悪くはなかったのですが、あってもなくても一緒のように感じ、結局使わなくなりました。
その後、ネックピローの持ち運びが面倒に感じたので、自分で息を吹き込んで入れるタイプのネックピローを使いました。
これは携帯性は良いのですが、首のホールド感がまったくなく、これもなくても一緒に感じました。
その後、たまたま海外の旅行系YouTuberがおすすめしていた、アメリカのCABEAU(カブー)「Evolution s3」というネックピローを知りました。
第一印象は、日本で人気なネックピローに比べると、「大きくて、めっちゃ持ち運びにくそう」。
ただ、これまでのネックピローに満足できていなかった私は、評判がよかったので、とりあえず試しに買ってみることに。
そうすると、今までで一番自分に合っており、今や私の旅行での必需品となりました!
フライト中に首が疲れるのは、首をかしげた時に、それを固定するものがないからなんですよね。
でも、大きく、硬めのネックピローだと、首がしっかり固定されるので、無駄な首の動きがなくなり、首への負担も一気に減ります。
実際、このネックピローの評判を調べてみると、2022年にCNNが選ぶネックピロー1位に選ばれ、それ以来、海外ではずっとベストセラー商品なんだとか。
日本ではまだあまり知られていませんが、今まで自分にあったネックピローを見つけられなかった方は、ぜひ1度試してみてほしいです。
正直、めっちゃかさばります。でも、本当におすすめ。
なお、怪しい類似品も売られているので、ご注意くださいね。
おすすめ度:★★★★★ 寒さ対策の服・ブランケット
夏場であっても、飛行機内の温度はかなり低くなります。
JALやANAの機内設定温度は22〜25度前後なので、比較的快適です。
一方、外資系の飛行機だと20度以下の設定されていることも。
そうなると、機内で凍え死にしそうになります。笑
私は冷え性なので、日系キャリアの設定温度でも寒く感じることがあります。
キャビンアテンダントさんにお願いすれば、追加のブランケットをもらえますが、それでも足りないこともあります。
その場合、コンパクトに折りたためるダウンジャケットがあると便利ですよ。
定番は、UNIQLOの「ウルトラライトダウンジャケット(レディース)」(メンズはこちら)。
個人的には、首元まであるダウンの方がおすすめ。
あるいは、ちょっとオーバーサイズ気味のフード付きパーカも、機内用の防寒対策に人気です。
GUの「ヘビーウェイトスウェットオーバーサイズパーカ」が、サイズ感的にも、重厚感的にもおすすめですが、人気商品なので店頭では在庫切れのことも。
ややデザイン性には劣るかもしれませんが、同じくGUのジップ付きの「ヘビーウェイトスウェットオーバーサイズフルジップパーカ」も、着脱が楽そうで良いですね。
冷え性の方は、これに加えて、ストール、ひざかけ、携帯用ブランケットももっておくと安心。
アイリスプラザの膝掛けは、お手頃価格ですが、ふんわりとして気持ち良いです。
Litumeの携帯用ブランケットは、コンパクトなのに十分に暖かく、ベロアフリースの生地が柔らかくてGood。
ともにAmazonで大人気商品です。
おすすめ度:★★★★★ ストリーミングサービス
個人的に、フライトを快適にさせる最強のアイテムが、Netflixなどのストリーミングサービスです。
もちろん、飛行機の機内エンターテインメントサービスには、数多くの映画が入っていますよね。
ただ、観たいと思う映画が意外と入っていないことも。
私も1つだけ機内の映画を観たけど、それ以外に気になる映画がなく、長時間のフライト時間を持て余した経験が何度もあります。
なので、私は機内では、ずっと観たかったドラマやお笑い番組などを、Hulu、ABEMAにダウンロードして、フライト中に一気見しています。
既に何かのストリーミングサービスに入っている方がほとんどだと思いますが、念のため、各社の簡単な比較を載せておきますね。
ストリーミングサービスの面倒なところは、今実際に何がみれるかが、会員登録しないとみれないこと。
ただ、どれも大体2〜4週間は無料トライアルができるので、まずは無料登録をして、自分の好きな映画・ドラマ・アニメが多いかどうかチェックするのがおすすめですよ。
微妙だったら、無料トライアル期間でやめれば大丈夫です。
- Netflix
- 月額790円。業界最大手で、コンテンツ数も多く、オリジナル作品も多数。
- Amazonプライム・ビデオ
- 月額600円。品揃えも豊富で、値段も最安。Prime会員なら追加料金不要なのが、とてもありがたいですね。
Hulu
- 月額1026円。日本のドラマ・バラエティ番組が好きなら絶対これ!
- ABEMA
- 月額960円。オリジナルのお笑い番組、リアリティーショーなど多数。お笑い好きなら絶対これ!
その他にも、ずっと読みたかった本や漫画を、この機会に一気読みするのもおすすめです。
ただ、個人的には、いつも飛行機の中で小説や漫画を読もうとするんですが、映画やドラマとは異なり、あまり集中できないんですよね。
でも、Amazonのオーディオブックという本の朗読サブスクを使えば、単に聞き流すだけで、ビジネス書の知識も得ることができるので、最近の機内での暇つぶしのイチオシになっています。
もちろん、小説の朗読も多数ありますよ。
- Amazonオーディオブック Audible(オーディブル)
- 30日間無料、月額1500円。ベストセラーのビジネス書などの朗読サービス。通勤、家事のときに、ながら聴きしながら、スキルアップができます。『ジェイソン流お金の増やし方』『人は話し方が9割』や、湊かなえ、宮部みゆきの人気小説など多数収録。
- Kindle Unlimited
- 30日間無料、月額980円。小説、実用書、語学、マンガなど、幅広いジャンルの本が読み放題です。ドイツ関連では、話題書『ドイツではそんなに働かない』や『見るだけで楽しく学べる「暮らし」と「文化」 ドイツのことば図鑑』も読めちゃいます。
BOOK☆WALKER 電子書籍アプリ
- 14日間無料、月額836円。バランスのよいマンガ・雑誌のラインナップなので、マンガライトユーザーの方ならこれで十分。
コミックシーモア
- 基本料金無料、サブスク月額1480円。120万冊以上、国際最大級のマンガサブスクです。マンガ好きならこれ。
あとは、Apple Music、Amazon Music、Spotifyに好きな音楽やPodcastの番組をダウンロードしておくのもいいですね。
どれもコンテンツは同じぐらい充実しているので、気になったものを選んでみてくださいね。
- Spotify
- 基本無料(広告つき)、月額980円。無料プランも多く、気軽にはじめるならこちら。ただし、曲のDL(オフライン再生)は有料プランのみ。
- Amazon Music Unlimited
- 1ヶ月無料、月額1080円。プライム会員は980円になるので、おすすめ。曲数も多く、音質にこだわる方に人気。
- Apple Music
- 1ヶ月無料、月額1080円。iPhoneユーザーにおすすめ。
おすすめ度:★★★★★ 乾燥対策グッズ
機内の湿度は本当に低く、肌が悲鳴をあげるのを感じます。
そのときに、保湿をするのはとても大事ですよね。
普段使っている保湿グッズを機内でも使うのが一番だと思います。
その場合は、機内持ち込み制限量があるので、詰め替え用の容器が必要です。
100均などにも売っていますが、安いものは簡単に液漏れするので、「液漏れ防止」としっかり書いてあるような商品がおすすめ。もちろん、無印の詰め替え容器でもOK。
機内は狭くてストレスも感じますので、せめてそういったところだけでも、リラックスしたいですよね。
なので、私は機内では、ちょっと高めであったり、好きな香りの保湿グッズを使うようにしています。
たとえば、最近とくによい香りとして評判の「ローラ メルシエ ハンドクリームアンバーバニラ」。
このサイズであれば、基本的に詰め替えをせずに持ち込んでも大丈夫です。
また、機内では乾燥対策のためにも、感染症対策のためにも、マスクは必須ですね。
保湿効果が高いガーゼ・コットンマスクなどが人気のようですが、機内ではまずは感染症対策の方が大事だと思いますので、不織布マスクをつけた方が絶対に安心。
旅行中はとくに、個包装のマスクが便利ですよね。
おすすめ度:★★★★☆ ノイズキャンセリング機能付イヤフォン・ヘッドフォン
飛行機の中って、本当にうるさいですよね。
それが12時間以上続くのはかなりのストレスになります。
音が大きいと、眠ろうと思ってもなかなか眠れません。
以前は、耳栓などを使って我慢するしかありませんでした。
でも、最近はノイズキャンセリング機能付きのイヤフォン・ヘッドフォンを使うことで、騒音がかなり軽減されます。
少し前まで、このようなイヤフォン・ヘッドフォンはかなり高かったのですが、今はかなりお手頃な値段で買えちゃいます。
イヤフォンにするか、ヘッドフォンにするかは、決めるのが難しいところ。
イヤフォンだと、携帯しやすく便利ですが、ドイツまでのフライト途中でバッテリーがなくなります。とにかく身軽に、という方はこちらがおすすめ。
ヘッドフォンはかさばりますが、有線ケーブルがついたものであれば、バッテリー切れの心配は無く、また遮音性も非常に高いです。
私は機内でも併用しながら使っています(普通はヘッドフォンで、寝るときだけイヤフォン)。
イヤフォンだと、ANKER「Soundcore Liberty 4」が絶対におすすめ。
1万円ちょっとの値段で、ノイズキャンセリング機能がついて、このクオリティのイヤフォンは他にありません。
こちらはAmazoでも大人気商品ですので、迷ったらこれを買っておけば間違いなし。
もちろん、すでにAirPodsを持っている方はそれで十分です。
ただ、最新の第3世代にはついていないので、まだの方は「AirPods Pro(第2世代)」がおすすめ。
ヘッドフォンのおすすめは、BOSE「QuietComfort35」。
Amazonで★4.7、レビュー6万件超えという、大人気商品で、飛行機によく乗る方の間でも愛用者が多いです。
無線(Bluetooth)のヘッドフォンですが、付属の有線ケーブルを機内のイヤフォンジャックや、ご自身の音楽プレーヤーに刺すこともできます。
ノイズキャンセリング機能を使うと、ヘッドフォンのバッテリーを消耗しますが、それでも20時間は連続して使用可能です。
BOSE製なので、音質にこだわる人にとっても大満足なアイテムで、音楽好きな方には、プライベートでも大活躍間違いなしです。
ただ、「QuietComfort35」は値段がかなーりお高め。
なので、もっとお手頃なヘッドフォンが欲しい方は、SONY「WH-CH720N」がおすすめ。大体1万6000円くらいです。
音質にこだわる方には少し物足りないかもしれませんが、ノイズキャンセリング機能がついた、この価格帯のヘッドフォンはこれだけです。
なお、ノイズキャンセリング機能付イヤフォン・ヘッドフォンのおすすめ度は気持ち的には★5つ。
ただ、私はやや音に敏感な体質で、もしかすると、あまり音が気にならない方もいると思ったので、★4つに減らしています。
ちなみに、私の両親はエンジン音をまったく気にしていませんでした。笑
おすすめ度:★★★★☆ 着圧ソックス
着圧ソックスとは、足をぎゅっと締め付ける靴下のこと。
靴下の締め付け圧力を段階的に変える構造によって、血行促進の効果があり、むくみ予防につながります。
実際、キャビンアテンダントさんの多くが、仕事中に着圧ソックスを使用されているそうです。
また、着圧ソックスがあると寒さ対策にもなって一石二鳥。
有名な着圧ソックスには「メディキュット」があり、既にお持ちの方も多いと思いますので、フライトでもそれで十分ですよ。
長さも膝下、膝上、タイツなどいくつかありますが、自分の好みに合うのを選ぶのが一番。
男性向けにも「メディキュット for MEN」がありますね。フライトに限らず、出張・営業時にもおすすめです。
着圧ソックスは効果的ですが、フライト中の足のむくみの原因は、長時間同じ姿勢を繰り返すことです。
なので、必ず2〜3時間に1回は席を立ち、それにあわせて、少し広いスペースで屈伸したりして、むくみ予防をしましょうね。
おすすめ度:★★★★☆ パウダーシート
飛行機の移動中は、家からの移動をあわせると、丸一日はシャワーを浴びれないことになります。
なので、機内でお肌をパウダーシートでさっと一拭きするだけでも、かなり気分がすっきりしますよ。
「キュレル スキンケアシート」などの定番商品は、お子様にも使えて便利。
乾燥対策グッズのときと同じで、パウダーシートもちょっとお高めのものを使うと、気持ちが上がっておすすめ。
ナチュラムーンの「オーガニックコットン アロマボディーシート」は、オーガニックコットンで、人工っぽさがなく、自然で爽やかな香りが人気です。
男性の方には「プラウドメン グルーミングシート」が、少しお高いですが、高級パウダーシートの中ではお手頃で一番人気。
パウダーシートはドイツでも売っていますが、好みの香りのものを見つけるのが大変。
なので、機内用とは別に、お気に入りのものを多めに買って、ドイツに持ってこられるのがおすすめですよ。
おすすめ度:★★★★☆ 機内持ち込み用バッグ・ポーチ
今回紹介している荷物を、機内に持ち込めるサイズのバッグに入れる必要がありますよね。
機内持ち込み用バッグ(キャリーオンバッグ)のサイズは、JALとANAは同じで、3辺それぞれの長さが55cm×40cm×25cm以内で、10kgまで(他社については、別途ご確認ください)。
もちろん、普段使っているものがあれば、それでまったく問題ありません。
最近は、旅行人気が高まっている中国を中心に、安くて便利な機内持ち込み用バッグが増えてきました。
ただ、中国製の商品は非常に安い反面、1回の使用でも破れるといったことがよくあるので、商品の見極めは大事。
個人的には、「SPAHER キャリーオンバッグ」がおすすめ。
これは機内持ち込み可能サイズで、移動中にスーツケースの上に置けるようになっていたり、機内で前の座席の下に置けるようになっていたり、小さく折りたたむこともできたり、手前に小さいポケットがついていたりと、かゆいところに手が届くバッグです。
値段がかなり安いので、品質もそれなりですが、それでもこの値段なら十分満足。
また、化粧品や歯ブラシなどを入れる、携帯ポーチもあると便利。
定番は無印良品「ポリエステル吊るして使える着脱ポーチ付ケース」。
このポーチは多くの方が既にもっていると思います。
個人的には、mont-bell 「トラベルキットパック」が、よりおすすめ。
値段は少し上がりますが、さすがの大手アウトドアブランドだけあって、無印のポーチと比べ、機能性はそのままで、さらに薄くて軽く、それでいて頑丈です。
もちろん、旅行だけでなく、趣味のアウトドア、登山などにも使えますよ。
おすすめ度:★★★★☆ スマホスタンド
スマホで動画をみるときに、スマホスタンドがあると便利ですよね。
普段の生活から使っている方も多いと思うので、それを忘れずに機内に持ち込むようにしましょうね。
まだお持ちでない方は、「iFLEX スマホスタンド」が定番の人気商品です。
その他にも類似商品は多いですが、意外とデザインにクセのあるものも多く、一番シンプルな「iFLEX スマホスタンド」がおすすめ。
おすすめ度:★★★★☆ 充電器・充電ケーブル・モバイルバッテリー
長時間のフライトでずっとスマホやイヤフォンを使っていると、途中でバッテリーがなくなってしまいます。
最近の飛行機は、USBポートやコンセントがついているものも多いので、機内に充電器・充電ケーブルを持ち込んだ方が便利。
普段使っているのをそのまま機内に持ち込みましょう。
なお、ドイツのコンセントはタイプが異なるので、「TESSAN 変換プラグ Cタイプ」を1つもっていると大丈夫です。
注意していただきたいのが、モバイルバッテリーは、チェックインするスーツケースの中には入れることができないので、必ず手荷物の中に入れて、機内に持ち込みましょう。
まだモバイルバッテリーを持っていない方は、スリムで大容量なAnker「PowerCore Essential 20000」がおすすめ。
なお、こちらの商品にはAnkerのケーブルがついていますが、自分の持っている他社のケーブルを使ってしまうと、充電スピードがかなり落ちるのでご注意くださいね(私もそれで失敗しました。笑)。
おすすめ度:★★★☆☆ 歯磨きセット
食後に歯磨きをするだけで、かなりすっきりするので、長時間フライトには必須。
ただ、機内に無料でついていることがほとんどなので、とくにこだわりがなければ、それで十分です。
もちろん、歯磨きセットは、フライトだけでなく、ドイツに行ってから、旅行に行くときにも使えます。
実はドイツの歯ブラシは、日本より大きめのものが多いので、口のサイズに合わないこともしばしば。
なので、日本から歯磨きセットを持って行っても、損はありません。
「GUM(ガム)トラベルセット」のような定番商品や、少し値段が上がりますが、消臭効果が長く続く「デンティス トラベルセット」は、長時間の移動にとくにおすすめ。
おすすめ度:★★★☆☆ アイマスク
長時間フライトでは、途中でライトが消灯となり、お休みの時間に入ります。
ただ、最低限のライトはついており、また、近くの席の人が起きて映画をみていることも多いです。
その場合、光が入ってきて、眠りにくいことも。
飛行機では、無料のアイマスクがついてきますが、これも簡素なものなので、薄すぎたり、隙間から光が入ってくることも多いです。
なので、明るさに敏感な人は、光が入ってこないようなアイマスクを買っていくことがおすすめ。
あとは、目元のメイクが崩れるのを防ぐため、立体型のアイマスクも人気で、とくに評判が高いのがCORKASのアイマスクです。
おすすめ度:★★★☆☆ 耳栓
音についても、機内ではエンジン音がかなり大きく、眠りづらいです。
ただ、先ほど紹介したノイズキャンセリングのイヤフォン・ヘッドフォンがあれば、本当にびっくりするほど、うるささから解放されるので、まずはそちらがおすすめ。
耳栓で大丈夫という方は、ちゃんとした耳栓を選べば、騒音のストレスを減らせます。
最近では、「Loop Quiet」というデザイン性の高い耳栓が世界中で人気で、Amazonでのレビューはなんと7万件超。
ただ、個人的には、老舗の「EARS SECRET」の耳栓の方が、日本人の耳にもしっかりフィットして好みです。
とくに、耳の小さい方用のものもあるのがありがたいですね。
おすすめ度:★★★☆☆ スリッパ
機内で、足が締め付けられた靴を履いたままだと、むくみの原因になります。
なので、機内では靴を脱いでスリッパをはくか、あまり締め付けない靴を履きましょう。
スリッパは、飛行機で無料でもらえ、それでも十分です。
もし気になる方は、携帯用スリッパを持って行くと安心。
YAKIDAの携帯スリッパのようなものを既に持っている方は、機内でもそれで十分。
もし持っていない方は、poseeのスリッパ(サンダル)が、シンプルなデザインで実用性もあり、おすすめ。
このスリッパはフライト中も便利なのですが、ドイツで旅行するときにも役に立ちます。
というのも、海外のホテルでは、シャワールームが水浸しになりやすく、布・紙製の携帯スリッパだとすぐにダメになってしまうんですよね。
poseeのスリッパなら、シャワーサンダルとしても使えるので、とっても便利ですよ。
おすすめ度:★★★☆☆ ワイヤレスイヤフォン用Bluetoothトランスミッター
飛行機の中で映画などをみるときには、無料でヘッドフォンがついてきます。
ただ、そのヘッドフォンはかなりチープな作りなので、装着感や音質が微妙。
そこで、ワイヤレスイヤフォン用Bluetoothトランスミッターを飛行機のイヤフォンジャックに刺せば、普段使っているワイヤレスイヤフォンに簡単に接続できます。
トランスミッターでは、Twelve South「AirFly」が一番人気で、機内でもこれを使っている人をよくみかけます。
これを買っておけば間違いなさそうです。
私の場合は、自分のスマホ・iPadでストリーミングサービスをみるので、機内の映画をみないので、トランスミッターは必要ではありませんが、機内の映画をみる人にとっては便利だと思います。
おすすめ度:★★★☆☆ フットレスト
フットレストには2つのタイプがあります。
飛行機の前の座席にひっかけるタイプ(ハンモック型)と、空気を入れて膨らませて、足下におくタイプ(エアー型)です。
長時間のフライトでは、足が本当に疲れるので、最初にハンモック型のフットレストをみたときは、「めっちゃ良さそう!」と思い、即買いしました。
ただ、実際に使ってみると、足の移動範囲が狭くなってしまい、私には逆にストレスでした。
エアー型は、ハンモック型以上に、姿勢や足のポジションが固定されてしまうので、正直、大人にとって使い心地は良くないです。
なので、フライト時の足の疲れは、ときどき席を立ったりして、屈伸するなどして解消するようにしましょう。
ただ、フットレストは、小さいお子さんがいらっしゃる場合は、とても便利なアイテム!
子どもが飛行機のシートに座ると、足が床につかなくて、辛そうですよね。
そのときに、エアー型のフットレストがあれば、お子さんの姿勢がだいぶ楽になりますし、その上に寝かせてあげることもできますよ。
とくに人気なものがIFLYのフットレスト。
このフットレストは3段階に調整できる点が、とても使い勝手がよいです。
なお、航空会社によっては、このようなフットレストの使用が禁止されていますので、ご注意ください。
フライトを快適にするためにできること
何か新たにアイテムを買わなくても、フライトを快適にする方法があるので、最後に、いくつかご紹介しますね。
通路側の席を選ぶ
短距離フライトだと、通路側でも窓側の席でもあまり変わりませんが、ドイツ行きのような長距離フライトの場合は絶対に通路側の席を予約しましょう。
もし航空会社から直接チケットを購入する場合、購入時に空席マップをみながら、席を選ぶことができます。
一方、Expediaなどの予約サイトでは、座席指定できないことがほとんど。
確かにExpediaなどの旅行サイトでは、通常より少し安くチケットを購入することができますが、座席指定ができない、オーバーブッキング時に後回しにされる、その他フライトの変更時にExpedia経由での対応になるなど、デメリットもかなり多いです。
そのため、チケットは航空会社のホームページから直接買うことが個人的におすすめ。
もし事前に座席指定できなかった場合、できるだけ早くチェックインカウンターに行き、そのときに通路側の席を希望することを伝えましょう。
窓口が英語のみの対応なら、”Do you still have an aisle seat?”(ドゥー ユー スティル ハブ アン アイル シート?)と聞けば大丈夫。
ただ、長距離フライトだと、通路側から予約が埋まっていくので、当日では選択できない可能性も高いです。
空港ラウンジを利用する
移動の疲れをとるために、空港ラウンジを使うこともおすすめ。
ラウンジを使用できるのは、ビジネスクラスの方か、マイレージプログラムの上級会員(年間数十回も飛行機に乗るような方)だけです。
なので、一般の人がラウンジを使うことはできません。
ただ、「楽天プレミアムカード」という有料のクレジットカードを作っていれば、世界中どの空港でもラウンジを無料で使うことができます。
そのカードを作ると「プライオリティパス」という会員証が発行されますが、普通にそれを取得すると4万円ほどかかります。
しかし、「楽天プレミアムカード」の年会費1万1000円を払えば、その会員証が追加料金なしでもらえます。
空港ラウンジが使えるようになる他、空港への荷物無料配送や、海外旅行保険の充実などの特典が多くあるので、とてもおすすめ。
とくに、お子さんがいる場合、家から日本の空港、ドイツの空港からドイツの家・ホテルの移動は、疲れもさらに貯まりますよね。
さらに、国際線のチェックインカウンターは1時間待ちとなることも多いですし、搭乗ゲート付近には人が多く集まり、座る場所がないといったこともよく起きます。
そんなときに、空港のラウンジで軽くご飯を食べたり、シャワーを浴びたりして、少しだけでもゆっくりできると、その後の移動がかなり楽になります。
このクレカのすごさについては、こちらの記事でもまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
消化のよい食べ物を食べる
フライト当日に、消化の悪いものを食べてしまうと、機内の揺れや密閉感により、体調が悪くなってしまいます。
なので、当日は、うどんのように、できるだけ消化のよい食べ物をとるのがおすすめです。
また、機内食は楽しみの1つではありますが、味付けが濃くなっていることも多く、食後、胃もたれすることも。
その場合、ベジタリアン用の機内食は、比較的味付けがあっさりしているのでおすすめですよ。
(事前申し込みの必要がある場合があるので注意)
あるいは、思い切って、機内食をもらわないという手もあります。
その場合は、空港でお気に入りのおにぎりやパンなどを買って、持ち込むのが良いと思います。
機内食を食べる場合でも、途中で小腹がすくことも多いので、空港のコンビニで軽食を買っておくと良いですよ。
ドイツ版Amazonの類似商品紹介
最後に、今回の便利グッズは日本版Amazonで購入できるものばかりだったので、ドイツ版Amazonで購入出来る、似た便利グッズを紹介させていただきますね。
ただ、全部はなかったので、一部だけになります。
水(水筒・魔法瓶)
ネックピロー
着圧ソックス
ノイズキャンセリング機能付きイヤフォン・ヘッドフォン
充電器・充電ケーブル・モバイルバッテリー
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、ドイツへの12時間以上のロングフライトに備えるために、あると便利なものを紹介させていただきました。
個人的には、この中で「硬めのネックピロー」「ストリーミングサービス」「ノイズキャンセリング機能付イヤフォン」の3つは、快適なフライトのために、なくてはならないものとなりました。
それぞれの人によって、必要なものは変わってくると思うので、ぜひ色々と検討してみてくださいね。