
ドイツでレンタカーを借りたいんだけど、保険とかクレジットカードとか、日本と違いそうでちょっと不安……。

ポイントさえ押さえれば大丈夫です。料金は比較サイトでまとめて探し、保険とデポジット条件だけしっかり確認しましょう。
ドイツは鉄道でもかなり移動できますが、郊外の観光地、家具の買い出し、小さな町を巡る旅行などではレンタカーがあると圧倒的に便利です。
ただし、日本とはレンタカーの予約画面や保険の名称が違い、さらにクレジットカード・デポジット・国際免許にも注意が必要です。
そこでこの記事では、ドイツで初めてレンタカーを借りる日本人向けに、予約から返却までを順番に解説します。
- レンタカー会社を1社ずつ見るよりCHECK24で比較
- 保険はVollkasko(車両保険)を重視
- できれば自己負担0€(ohne Selbstbeteiligung)
- デポジット条件は必ず確認
- Debitkarteではなく本物のKreditkarteが必要な会社もある
- 日本の免許なら国際免許または公的ドイツ語訳も用意
- オートマ限定ならAutomatikで絞り込む
まずはCHECK24で、自分の日程・場所で借りられる車を比較してみましょう。
ドイツのレンタカーはCHECK24で比較するのが簡単
ドイツにはSixt、Europcar、Enterprise、Hertz、Avisなど多くのレンタカー会社があります。
ただし、各社の公式サイトを1つずつ確認するのはかなり大変です。
そこで便利なのがCHECK24。
借りたい場所・日時を入力すると、複数のレンタカー会社をまとめて比較できます。
単純な料金だけではなく、
- 車種
- オートマ / マニュアル
- 走行距離制限
- 保険
- 自己負担額
- 燃料条件
- キャンセル条件
- レンタカー会社の評価
まで確認できるため、ドイツ語がある程度読めればかなり探しやすいです。
CHECK24でレンタカーを探す方法
STEP1:受取場所と日時を入力
まず、レンタカーを受け取る場所を入力します。
たとえば、
- Frankfurt Flughafen
- München Flughafen
- Mannheim
- Heidelberg
など、空港・駅・都市名から検索できます。
続いて、受取日時(Abholung)と返却日時(Rückgabe)を入力します。
STEP2:オートマ限定ならAutomatikを選ぶ
ドイツでは、日本よりマニュアル車の割合が高いです。
日本のAT限定免許の方や、海外でマニュアル車を運転したくない方は、必ずAutomatikにチェックを入れましょう。
料金が安い順だけで選ぶと、マニュアル車が表示されることもあるので注意してください。
STEP3:走行距離無制限を選ぶ
旅行で遠出するなら、Freikilometer / unbegrenzte Kilometer(走行距離無制限)のプランがおすすめです。
1日あたりの走行距離に制限があるプランでは、超過すると追加料金がかかります。
STEP4:燃料条件は「満タン返し」がわかりやすい
燃料条件は、基本的に受取時満タン・返却時満タンのプランが分かりやすいです。
ドイツ語では「voll / voll」などと表示されます。
返却前に自分でガソリンを満タンにしておけばよく、レンタカー会社による高めの給油料金を避けやすくなります。
レンタカー保険は何を選ぶ?
ドイツでレンタカーを借りる際、一番わかりにくいのが保険です。
最低限確認したいのは、次の3点です。
| 項目 | ドイツ語 | 意味 |
|---|---|---|
| 対人・対物賠償 | Haftpflicht | 他人・他車への損害 |
| 車両保険 | Vollkasko | 借りた車の損害 |
| 自己負担額 | Selbstbeteiligung | 事故時に自分で払う上限額 |
おすすめはVollkasko ohne Selbstbeteiligung
個人的には、海外でレンタカーを借りるならVollkasko ohne Selbstbeteiligung(自己負担なしの車両保険)を優先します。
自己負担額が1,000€などに設定されている安いプランもありますが、少しぶつけただけでも大きな負担になる可能性があります。
数十ユーロ安くするために大きなリスクを残すより、旅行中は補償を厚めにしておく方が安心です。
タイヤ・ガラス・屋根・底面も確認
Vollkaskoと書かれていても、プランによっては、
- Reifen(タイヤ)
- Glas(ガラス)
- Dach(屋根)
- Unterboden(車体底面)
などが除外されている場合があります。
価格差が小さければ、このあたりまで補償されるプランを選ぶと安心です。
重要:デポジット用にクレジットカードが必要なことがある
ドイツでレンタカーを借りるときに、特に日本人がつまずきやすいのがKaution(デポジット・保証金)です。
レンタカーを受け取る際、レンタカー会社は事故や追加料金に備えて、カードに一定額を確保します。
このとき、会社や車種によっては主運転者本人名義の「本物のクレジットカード」を要求されます。
C24やN26などの銀行カード、WiseなどはDebitkarteなので、日常の買い物には便利でも、レンタカーのデポジットでは認められない場合があります。
クレジットカードの利用枠も確認
クレジットカードがあっても、利用可能額が少ないとデポジットを確保できません。
レンタカー料金とは別に数百~1,000€以上の枠を一時的に使う場合もあるので、旅行前に利用可能額を確認しておきましょう。
ドイツで作れるクレジットカードはこちらで比較しています。

日本からドイツへ渡航する前に準備するカードはこちら。

日本の運転免許証でドイツのレンタカーを運転できる?
日本の運転免許証を持っている方は、ドイツでも一定期間運転できます。
基本的には、次のどちらかを携帯します。
- 日本の運転免許証+国際運転免許証
- 日本の運転免許証+公的なドイツ語訳
日本の免許証だけを持って行くのではなく、必ず必要書類をセットで準備しておきましょう。
ドイツに住民登録して長期滞在する場合、日本の免許で運転できる期間は原則として最初の6か月です。
6か月を超えて運転する場合は、ドイツの運転免許への書き換えが必要になります。
レンタカー受取時に必要なもの
受取時には、基本的に次のものを用意します。
- 運転免許証の原本
- 国際運転免許証または必要な翻訳
- パスポート・身分証明書
- 主運転者本人名義のクレジットカード
- 予約確認書
特にクレジットカードは、同伴する家族名義ではなく、Hauptfahrer(主運転者)本人名義を求められることがあります。
車を受け取ったら必ず写真を撮る
車を受け取ったら、走り出す前にスマートフォンで車体を撮影しておきましょう。
- 前
- 後ろ
- 左右
- ホイール
- フロントガラス
- 車内
- 燃料計
- 走行距離
傷やへこみがある場合は、レンタカー会社が持っているSchadensprotokoll(傷の記録)に登録されているか確認します。
記載されていない傷を見つけたら、出発前にスタッフへ伝えてください。
ドイツで運転するときの注意点
アウトバーン=どこでも速度無制限ではない
ドイツのAutobahnには速度制限のない区間がありますが、すべてではありません。
制限速度の標識がある場所では、当然その速度を守る必要があります。
工事区間では80km/hや100km/hなどに下がることも多いので、標識をよく確認しましょう。
右側通行
ドイツは日本と反対の右側通行・左ハンドルです。
特に駐車場を出るとき、交差点を曲がった直後などは逆走しないよう注意してください。
ヨーロッパ他国へ行くなら国境越え条件を確認
ドイツからフランス、オランダ、オーストリア、スイスなどへレンタカーで行くこともできます。
ただし、国外への持ち出し(Grenzverkehr)が許可されているかはレンタカー会社・車種によって違います。
また、オーストリアやスイスなどでは高速道路利用にVignetteが必要になる場合があります。
国境を越える予定があるなら、予約時に必ず確認しましょう。
返却時にやること
返却時にも、トラブル防止のためにいくつかやっておくことがあります。
- 燃料を契約どおりに戻す
- 返却直前の燃料レシートを保管
- 車体の写真をもう一度撮る
- 燃料計・走行距離も撮る
- 鍵の返却方法を確認
営業時間外に返却してキーボックスへ鍵を入れる場合は、特に写真を多めに残しておくのがおすすめです。
安さだけで選ばない方がいい条件
CHECK24で検索すると非常に安いプランが出ることがあります。
ただし、私は次の条件なら、多少高くても別プランを選びます。
- 自己負担額が高い
- 走行距離制限が厳しい
- 燃料条件が分かりにくい
- レンタカー会社の評価が低い
- 空港から遠い場所でシャトル移動が必要
- キャンセル条件が厳しい
数ユーロの違いなら、条件がシンプルで評価の高いプランを選んだ方が、旅行中のストレスは少なくなります。
よくある質問
ドイツでレンタカーを借りるのにクレジットカードは必須?
会社によります。Debitkarteを受け付ける会社・プランもありますが、デポジットに本物のクレジットカードを要求する会社もあります。
予約前にKaution・Zahlungsmittelの条件を確認するのが確実です。
Wiseデビットカードでレンタカーを借りられる?
料金の支払いに使える場合はありますが、デポジットについてはレンタカー会社がDebitkarteを認めている必要があります。
Wiseだけを持って行くのではなく、レンタカーを利用するなら信用枠のあるクレジットカードも用意しておく方が安心です。
日本の国際免許で運転できる?
日本の運転免許証と国際運転免許証をセットで持っていれば、原則としてドイツで一定期間運転できます。
日本の免許証+公的なドイツ語訳でも可能です。長期居住者は6か月の期限に注意してください。
AT限定免許でも大丈夫?
大丈夫です。ただし、ドイツではマニュアル車も多いので、予約時に必ずAutomatikを選択してください。
ドイツ国外へレンタカーで行ける?
可能なプランも多いですが、レンタカー会社や車種によって国外走行を制限している場合があります。
国境を越える場合は、Grenzverkehrの条件や渡航先の高速道路料金・Vignetteも確認してください。
まとめ:CHECK24で比較し、保険とクレジットカード条件を確認
ドイツでレンタカーを借りること自体は、それほど難しくありません。
- CHECK24で複数社を比較
- オートマならAutomatikを指定
- Vollkasko+自己負担なしを優先
- デポジット・カード条件を確認
- 日本の免許+国際免許または公的翻訳を用意
- 受取・返却時には写真を残す
- 国外へ行くならGrenzverkehrを確認
この7点だけ押さえておけば、初めてでもかなり安心して借りられます。
料金は日程・受取場所・車種によってかなり変わるので、まずは自分の日程を入れて比較してみてください。
レンタカー用にクレジットカードを準備したい方はこちら。



